【定義】 法律婚とは、法律上要求される手続きを踏んだ婚姻のことで、事実婚の対義語です。 【解説】 男女が結びついて家族となる事象を事実としての婚姻ということができます。 事実としての婚姻をそのまま法律上の婚姻とは認 …
【定義】 弁護士費用とは、弁護士との委任契約に基づいて支払う対価のことです。 【解説】 かつては弁護士会が報酬基準を定め、弁護士はこれに従わなければならないこととされていましたが、現在は自由化され、法律事務所により …
【定義】 別居とは、夫婦が別々の場所に生活している状態のことです。 【解説】 別居は、一方では夫婦の同居協力扶助義務に違反する行為であり、他方では婚姻生活の破綻を示す一要素です。 いずれの意味でも、住民票がどこにあ …
【定義】 付調停とは、家事調停の対象事件について訴訟または審判が係属している場合に、裁判所の職権により事件を調停に付することができる制度のことです。 【解説】 家事調停の対象事件は「人事に関する訴訟事件その他家庭に …
【定義】 扶養義務とは、自力で生活できない一定の近親者に対して経済的な援助を与える義務のことです。 【解説】 扶養義務を負うのは①直系血族の間、②夫婦の間、③三親等内の親族の間で、③のみ家庭裁判所の審判で認められた …
【定義】 非免責債権とは、破産によっても免責されない債務のことです。破産法253条1項に列挙されています。 【解説】 破産制度は債務超過に陥った債務者の財産を清算分配し、その後に免責を得させることで「借金をチャラ」 …
非嫡出子とは、婚姻関係にない男女の間の子のことです。婚外子ともいいます。 【解説】 非嫡出子と嫡出子の法的な違いは次のとおりです。 ①父子関係の発生は認知による。出生により当然に父子関係が発生する嫡出子と異なり、非 …
【定義】 被害者側の過失とは、被害者と身分上ないし生活関係上一体をなすとみられるような関係にある者の過失のことです。 不法行為の過失相殺にあたり、被害者本人だけでなく被害者側の者の過失を考慮して賠償額を減額する考え方を被 …
【定義】 美人局とは、男女が共謀して女が第三者の男性と性的関係を持ち、その後に男が現れて自分の妻と関係を持ったなどと 因縁をつけて慰謝料などの名目で金品を要求するゆすりの手口です。 【解説】 美人局の慰謝料請求を拒否 …
【定義】 反訴とは、民事訴訟において、原告からの本訴請求を審理するのと同じ手続内で被告からも訴えを起こして一緒に審判 してもらう制度です。 【解説】 民事訴訟では1回の訴訟手続で必ずしも1つの請求だけを審理するわけ …