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用語集

使用者責任(しようしゃせきにん)

【定義】 使用者責任とは、民法715条の規定により、被用者が事業の執行に付き行った不法行為により第三者に与えた損害につき、使用者が負うとされる賠償責任のことです。   【解説】  使用者が責任を負うことになっている根拠と … 続きを見る

受忍すべき限度(じゅにんすべきげんど)

【定義】 受忍限度とは、騒音や悪臭などの生活妨害を受ける側の人が、社会共同生活上この程度までは我慢すべきだと評価される範囲のことです。受忍限度を超えていない被害については、損害賠償や差止が認められません。   【解説】 … 続きを見る

謝罪広告(しゃざいこうこく)

【定義】 謝罪広告とは、人の名誉や信用を毀損した場合に、そのことを謝罪する内容の広告です。   【解説】  不法行為はその効果として金銭による損害賠償請求権を発生させます(民法709条)。しかし不法行為の中で名誉棄損にか … 続きを見る

差押(さしおさえ)

【定義】 差押えとは、金銭債権の強制執行の第一段階として、債務者の財産を勝手に処分できない状態にすることです。   【解説】  債務名義を有する債権者は、裁判所に強制執行を申し立てて債権の内容を強制的に実現してもらうこと … 続きを見る

財産分与(ざいさんぶんよ)

【定義】 財産分与とは、離婚した夫婦の一方から他方に対し財産を分与することです。   【解説】  財産分与は、基本的には夫婦が婚姻後に共同生活の中で築いた財産を公平に分配するものですが、分配率が法定されているわけではなく … 続きを見る

婚約不履行(こんやくふりこう)

【定義】 婚約不履行とは、将来の婚姻を約束したのにその約束を守らないことで、正当な理由がなければ損害賠償義務が発生します。   【解説】 婚約は婚姻の予約であり、一種の契約なのでその契約違反により債務不履行責任が発生しま … 続きを見る

婚外子(こんがいし)

【定義】 婚外子とは、婚姻関係にない男女の間に生まれた子のことです。非嫡出子ともいいます。   【解説】 事実婚の少ない日本では、海外と比べて婚外子の比率が少ないとされています。 婚外子が法的に嫡出子と異なる取扱いをされ … 続きを見る

婚姻秩序尊重義務(こんいんちつじょそんちょうぎむ)

【定義】 婚姻秩序尊重義務とは、他人の平穏な夫婦関係を壊すようなことをしてはならないという一般的義務を意味します。   【解説】  夫婦の一方が不倫をした場合に不倫相手が慰謝料請求される根拠は、それが不法行為(民法709 … 続きを見る

抗弁(こうべん)

【定義】 抗弁とは、訴訟で被告が原告の主張に対して行う反論の一種で、原告の主張する事実と両立するが、その請求を成り立たなくさせる事実です。   【解説】  たとえば、貸金返還請求では、原告が被告にお金を貸した事実と返済期 … 続きを見る

給料差押(きゅうりょうさしおさえ)

【定義】 給料の差押えとは、会社員等である債務者が勤務先に対して有する給料債権を差し押さえることです。   【解説】  会社員が会社に対して持っている給料債権のような債権も、債務者の財産の一部であり、強制執行の対象となり … 続きを見る

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