MENU

用語集

戸籍(こせき) | 浮気・不倫・不貞・離婚の慰謝料の用語集

戸籍とは、日本国民・日本国籍を有する者が誕生してから死亡するまでの身分関係を登録して公に証明する戸籍制度の基づいて作成された公簿のことをいいます。

人が誕生してから死亡するまでの身分関係とは、出生・死亡・婚姻・離婚・縁組・離縁などがあります。

 

【戸籍の単位】

戸籍は、戸籍の戸主・筆頭者を軸として、その配偶者と氏を同じくする子を一つの単位として編成されています。

【戸籍に記載されている情報】

戸籍には、

  • 本籍と戸主の氏名

が記載されています。 そして、

  • その戸籍に入っている者

が、記載されています。 戸籍に入っている者の情報として、

  • 生年月日
  • 父の氏名
  • 母の氏名
  • 続柄
  • 配偶者がいる場合は、配偶者の区分

などが記載されています。 そして、その人の身分事項として、出生や婚姻、離婚などが記載されています。

各身分事項に記録されている情報は、次のとおりです。※下記に記載の情報以外も掲載されています。

●○出生○●
  • 出生日
  • 出生地
  • 届出日
  • 届出人
●○婚姻○●
  • 婚姻日
  • 配偶者氏名
  • 従前戸籍の本籍地と戸主の氏名
●○離婚○●
  • 離婚日
  • 配偶者氏名
  • (離婚によって除籍した方の場合) 新本籍

 

浮気・不倫・不貞・離婚の慰謝料請求事件では、婚姻や離婚に関する事実、子の出生の事実などの確認・立証のために、戸籍謄本・戸籍事項全部証明書や戸籍抄本・戸籍一部事項証明書を利用することがあります。

 

詳しくは用語集:「戸籍謄本・戸籍事全部項証明書」「戸籍抄本・戸籍事項一部証明書」へ。

関連記事

任意認知(にんいにんち)

【定義】 任意認知とは、法律上の婚姻関係にない男女間に生まれた子(非嫡出子)について、子の父が、任意に、父子関係があることを認め、法律上の父子関係を成立させることをいいます。 【解説】 任意認知は、意思能力があれば、未成 … 続きを見る

嫡出否認の訴え(ちゃくしゅつひにんのうったえ)

【定義】 嫡出否認の訴えとは、嫡出推定される嫡出子との法律上の父子関係を、否認するための裁判手続きをいいます。 【解説】 ①妻が婚姻中に妊娠した子、または、②婚姻成立の日から200日経過後または婚姻の解消又は取り消しの日 … 続きを見る

嫡出子(ちゃくしゅつし)

【定義】 嫡出子とは、法律上の婚姻関係にある男女間に生まれた子のことをいいます。 【解説】 民法上、子は、法律上の婚姻関係にある男女の間に生まれた嫡出子と、法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた非嫡出子に分類されていま … 続きを見る

名古屋駅徒歩4分 無料法律相談実施中